説明しきることができない感触-Qualia

 こういう感覚って、科学的に説明できないかも知れんが、それは「まだ説明できてない」だけ、って感じで、大槻教授が怒り狂うような類の、たとえばオカルト的なものとはちょっと違う気が。
 英語・独逸語ではQualia (これは複数形:単数だと Quale)。Qualeって、Quelle(独逸語の「泉」)にちょっと似てる、気のせいかなぁ。泉のように感覚が湧いてくる、なんてね。

クオリアとは意識が何かの感覚刺激を受け取った時に発生する感触のことを指す。例えば「赤さ」は、特定の波長の光という感覚刺激が目を通じて受け取られた時に発生する感触のことであり、クオリアの一種である。
クオリアは一般に、言語で記述しきることができず、感覚刺激の物理的特性によって説明しきることができないとされる。
(中略)
だが、こうした物理、化学的な知見を積み重ねることは、「この波長の光は何故あの「赤さ」という特定の感触を与え、この範囲の光はどうしてあの「青さ」という特定の感触を与えるのだろうか」という点についての解明につながるかどうかについては、意見が一致しない。

言い方を変えれば、人が痛みを感じる時、脳のニューロンネットワークを走る電気信号自体は「痛みの感触そのもの」ではない、と考えられる。脳が特定の状態になると痛みを感じる、という対応関係こそあるものの、両者は別のものなのではないか、と考えることもできる。クオリアとは、ここで、「脳の状態」だけからは説明できない「痛みの感触それ自体」にあたるものである。
(中略)
また、クオリアは言語や物理的特性として記述しきることができないことは、哲学でしばしば議論される幾つかの疑問と結びついている。

* 同じ波長の光を受け取っている異なる人間は同じ「赤さ」を経験しているのか。
* また、人工知能など、一般に意識を持つと考えられていない物が、センサーを通じて光の波長を処理できるとしたら、その時その人工知能には意識があり、人工知能は赤さを感じているのか。
* 生物である犬や魚、あるいは昆虫は、意識があると言えるか。また、その意識は同じクオリアを経験しているのか。
* 自分以外の人間に意識があり、クオリアを経験しているのか。
クオリア - Wikipedia
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  by mtack | 2005-03-09 16:24 | tagebuch

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