code MD ! Robert Irving III !!

というわけで、無事届きましたよ、"Highlights from Montreux" Miles Davis
Robert Irving III(key)、予想よりは(=Live Under The Sky'85よりは)地味ですが、それでも常軌を逸していてステキ。
今になってこの時期のライブ盤が手にはいるとはゆめゆめ思いませんでしたよ全く(嬉)。
考えてみれば、このころが自分が音楽の勉強を(独学ですが)最も熱心にしていた時期で、この時期のマイルスの音楽には強烈に影響を受けた自分。特にソロとかより音楽の作り方に感銘を受け、それ以降「"ソロとかより音楽の作り方"を重視する」という自分の音楽の聴き方を決定づけられたと言えよう。
このころ('85以降)のマイルスの音楽って、どう理解して佳いのか未だに分からず、バークリーメソッドなんかでは到底説明出来ず(無関係ではないだろうが)、自分で演奏してみて「ああ合ってるな」と思えてもそれを説明することは出来ず、感覚として「こういうやり方がある」みたいな感じでしか吸収出来ていないのだが、それでも役に立ったことは確実。特に「code MD」とか、或いは「pacific express」とか「Jili」とか、一体どういう頭の構造から出てくるのだろうかと思ってしまう。その意味ではMarcus Miller作の「Hannibal」とかは作りとしては分かりやすい、このアルバムで唯一ドミナントモーションが出てくるのがこの曲(笑)。
Robert Irving IIIの話に戻るが、マイルスバンドでおそらく唯一ソロを一切取らなかった鍵盤奏者(笑)だろうが、彼の役割はそれでよいのだきっと。いってみれば彼の役割は、マイルスの頭にある和声を「陳腐でない音色に乗せて(ここが重要)」バンドに提供する、と言うことであったろうから(マイルスがやるとOberheimのブラスだけになっちゃうからね)。
ついでながらこのアルバムで意外な収穫だったのは「Jean Pierre」でのRobben Ford(g)。彼が名手なのは分かり切ったことだが、こういう音楽にもちゃんと適合出来るのね、しかも持ち味捨てずに。


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  by mtack | 2005-03-19 19:34 | musik

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