箸の使い方ねぇ

箸がちゃんと持てないで何がグルメか、とはよく聞くし、それはそうだと思う。
自分は箸を持つのはちゃんと出来ると思うんだが、
やっちゃいけない事ってこんなたくさんあるのね;
「受け箸」「移り箸」「ためらい箸」「拝み箸」「落とし箸」「掻き箸」「空箸」「こじ箸」「込み箸」「探り箸」「刺し箸」「指し箸」「叩き箸」「涙箸」「寄せ箸」

.......まだあるらしい。これら禁じ手を全部自分がやってるって訳じゃ勿論無いけど、知らないのも結構あるなぁ。
皆さんは如何ですか?


世界一小さい新聞 - nikkansports.com : 何がグルメだ?



"何がグルメだ?

正確な統計はとれていないが、個人的な印象で、日本人の半数以上が箸(はし)を正しく持てないように思う。正しい持ち方の指導法は、さほど難しくない。私がまったく箸を持てない欧米の人たちに正確に箸を持てるように指導する時間は5分もあれば十分である。スコットランド人の友人は、すでに箸先でピーナッツをつまめるほどの「箸の魔術師」となっている。

いったん箸の正しい持ち方を覚えた彼らは、終生その持ち方ができる。日本人と日本食を一緒に食べるとき、彼らは、いつも上手に箸を持てる外国人とみなされ誉められ過ぎて、そのうちうんざりするだろうが、実際、彼らは箸を正しく使えることを日本が誇れる文化の一つと確信しており、自分たちも箸を正しく使えることを誇りに思っている。彼らは、私と妻が箸でどんな小さなもの、細かいもの、滑るものでも、食器に分けたり、食べたりする姿を見て、またその指先で操る動きの美しさはナイフとフォークにない独自な美しさだと表現している。

ところで日本の子供は欧米の人とは違った機会で箸を覚えねばならない。まだ自我がきちんとしていない時期に覚えねばならないのである。箸を使いはじめる幼少のころ、親から指導をされないまま箸を使う子供は、まず二本の箸をわしづかみすることから始める。この時期には、正しく大人がいかに箸を持ち、動かすかをモデルとして観察しながら、自分で箸を使いはじめるというやり方はとれない。あくまで責任ある親が、毎日毎食、わが子の箸の持ち方に関心をもつかどうかで決まってしまうと思う。こうして、指導を受けない子供は、自分だけのやり方を続け、そのやり方がクセとなってしまうのである。

さらに、不幸なことは、箸を正しく持てない子供の親が正しく持てないケースが多い。自分が正しく持てないのに、子供を指導できるわけもなく、正しく持てない子供が再生産されていく。仮に親が持てるが、子供が間違った箸の持ち方をしている場合、矯正期は早ければ早いに越したことはない。

箸使いバリエーション

悪い持ち方にはどんなものがあるのか。すでに説明した箸をわしづかみにする持ち方。これは「握り箸」と呼ばれ、箸をまったく機能的に使えない、最悪の持ち方である。次に、「ペン箸」と呼ばれる、薬指を全く使わない鉛筆を持つような持ち方がある。作用箸と呼ばれる上部の一本が不安定で、箸先があまり開かないという欠点が出る。三番目が「人指し箸」と呼ばれる悪い持ち方で、これは人差し指を使わずに、箸から離してもつやり方である。最後に「交差端」だが、これは箸先が交差する持ち方だ。箸先が揃わないので、小さな物をつまむことができない。中指が遊んでいるからである。

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一度マスターするか、正しく矯正された箸の持ち方を身につければ、箸を持っても手が疲れず、自在に箸先を動かして美しい機能性を発揮できる。しかし正統派の日本人が見て、箸のマナーに欠けるものも幾つかある。それは正しい箸の持ち方でもしてはいけないエチケット違反である。

「受け箸」は、箸を持ったまま、椀のおかわりなどをすることである。「移り箸」は、箸先を料理に近づけて、ためらい、別の料理に向かわせることだ。「ためらい箸」とも言って、行儀が悪い。「拝み箸」は、両手で箸を持って、拝むような仕草をする。「落とし箸」は、食事中にうっかり箸を床に落とすことで、そのまま拾って、ナプキンで拭いてつづけて使用しても衛生上問題はないだろうが、エチケットとしては悪い。「掻き箸」は、茶碗の端を口にあてがい、箸で掻き込む仕草のことで、香港人がチャーハンをお茶碗で食べる場合しばしばするが、日本食ではエチケット違反である。「空箸」は、一度料理に箸をつけておきながら、料理の一部をとらずに、箸を置くことだ。

さらに続けよう。「こじ箸」は、食器にもった料理を上からとらないで、箸でかき回し、自分の食べたいものだけを探りだして、つかむこと。「込み箸」は、口に頬ばった物を、箸で口の奥に押し込む仕草である。「探り箸」は、汁物などを食べているとき、かき混ぜて、中身を探るやり方だ。「刺し箸」は、ジャガイモの塊のようなものを突き刺して、とってくる箸使いのことで、「指し箸」は箸の先端を人に向けて、指差すようにすること。「叩き箸」は、ご飯を頼むときやお代わりのときに、茶碗をたたいて合図を送ることで、実に見苦しい行為である。「涙箸」は情緒な命名だが、箸からぽたぽた汁をたらす使い方、「寄せ箸」は箸を使って、器を引き寄せるやり方だ。

他にいろいろ細やかな作法があるが、正しく箸を使える人を観察して、覚えていくのが一番自然かも知れない。間違った作法であっても、日本人は、相手が日本人でない場合、見逃すからやはり観察して習うようにするのがよいだろう。私の経験では、イギリス人よりもフランス人の方が、箸づかいが上手だ。日ごろから、箸文化のアジアン料理を食する機会が多いのだろう。エチケット、持ち方だけでも、箸の文化には大変な深度がある。

何がグルメだ? 箸もまともに持てないで・・・。日本人のタレントや俳優がテレビの画面で、間違った箸の持ち方を日常的にさらしているのは子供に影響が大きすぎる、と指摘する英国の友人もいる。日本人をよく見ているね。"
http://blog.nikkansports.com/general/yoshida/2006/05/post_41.html
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  by mtack | 2006-05-30 03:01 | tagebuch

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