§ケーデンス(cadence) と ドミナントモーション(dominant motion)


様々な和音は主要3和音に集約される、と言う話を前にしました。
主要3和音とは;
トニック(I)
ドミナント(V7)
サブドミナント(IV)
でしたね。

コード進行における、それぞれの機能を簡単にまとめておきます;
ドミナント(V7)は、トニック(I)へ移行する力が強いので、サブドミナント(IV)には移行しない(のが原則である).
トニック(I)とサブドミナント(IV)はいずれの機能にも移行する.

このことから、Tを中心に和音の進行を考えると、
I-V-I
I-IV-V-I
I-IV-I
の3種類が基本となる
、と言うことになります。
これらの"コード進行の基本形/最小単位"を「ケーデンス(cadence)」と言います。

この中で、I-IV-V-I に注目しましょう。なぜなら、主要3和音がすべて含まれているからです。
このなかの「IV」は 「IIm7」に代理できるのでしたね。即ちこの進行は
I-IIm7-V7-I
としても良いと言うことになります。これがいわゆる「ツーファイヴ」というものでした。

ジャズではこの「ツーファイヴ」、「IIm7-V7」が特に重要になります。ジャズではこれだけを取り出して「(狭義の)ケーデンス」と呼ぶ、と思っておいてください。
また、この「IIm7-V7」は、この形でつまりセットで用いられることが非常に多いです。このことも覚えておいてください。
この「IIm7-V7」が「Iなどに」解決する動きを「ドミナントモーションdominant motion」と呼びます。ここで、あえて「など」としました。「I(トニック)」以外へも解決する動きがある、このことが、コード進行を多彩にするために非常に重要な役目を果たします。このことはあとで詳説します。







12のキーすべてで、それぞれの「I-IV-V-I」「I-II-V-I」を書きなさい。
その際、五度圏(cycle of 5th)に沿って書くこと(左回り)。また、調号(そのキーの#/bの数)も書くこと。

C調号なし| C-F-G7-C | Cmaj7-Dm7-G7-Cmaj7
Fb1個 | F-Bb-C7-F | Fmaj7-Gm7-C7-Fmaj7
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  by mtack | 2005-12-23 06:14 | musik

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