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大学の有料化

ってどういうこと?と思うでしょう?
そう、こちらでは学校の授業料は無料(の州が多い)なんですよ。
そりゃぁ、学府の門戸を広く開放する、というのは美しいことではありますが、
いまはご多分に漏れず財政は火の車なんだから、しょうがないんじゃない?
と言う発想は、こちらの方々にはないようです。こういうところは「自己責任」じゃ無いんだよなぁ、だから周囲の国から「ケチ」って言われちゃうんじゃないの?
それにつけてもやはり問題なのは失業保険制度。シュロェーダー氏も頑張ってるみたいだし、少しは制度改革も進んでるようだけど、やはり国家のお荷物はこれでしょう。上手くやると、(下手に旧東独地域で安月給で働くより)失業してた方が実入りがよい、なんてことが起こってる、だから失業率が下がらないし、労働力の需給バランスがかみ合わないんじゃ。
これに比べれば大学の有料化は優先順位下げてもイイか。

テイクオフ(アジア・欧州各地のコラム)/NNA: Global Communities
"授業料の徴収などとんでもない!——ドイツの学生がシュプレヒコールを上げている。一部の州がこれまで原則無料だった大学の有料化を打ち出しているためだ。

当初の金額は半年で500ユーロとわずかだが、数年内には5倍ほどに引き上げられる見通し。大規模な学費貸与制度の導入も検討されるものの、これに対しては「おれたちを借金漬けにする気か」というわけだ。

日本人からすれば、大学に通うのに高いお金を払うのは当たり前。もちろん喜んでではないにせよ、「タダにしろ」という発想は浮かばない。ドイツでも予算のひっ迫で、かねてから教員不足やレベルの低下といった問題が指摘されてきた。

とはいえ、ゲーテの国に留学を夢見たかつての貧乏学生としては、外国人にも寛大な制度が消え去るのは寂しい気が。世知辛さもグローバル化の時代か。(知) "
http://nna.asia.ne.jp.edgesuite.net/freetop/take/euro_take_off.html

  by mtack | 2005-02-09 07:29 | tagebuch

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