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9000万人の97%

「一人っ子世代」だけで9000万人いるんだぁ。規模が違いますね。
その97%が携帯持ってるのか、そりゃすごい購買力だ。
中国はバブルだなんてしばらく前から聞きますが、どんなもんなんでしょうか。携帯電話ってのは多分実需に基づいてる(固定電話って大して普及してないでしょうし)んでしょうからともかく、例の不動産とか、ねぇ。

FujiSankei Business i. 中国/「一人っ子世代」消費牽引 人口9000万 北京で携帯97%普及(2006/4/26)



"「一人っ子世代」消費牽引 人口9000万 北京で携帯97%普及
2006/4/26  TrackBack( 0 )

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 中国の個人消費市場が一段と拡大している。北京市では携帯電話の普及率が昨年末に人口比で97%に達したほか、自動車販売や住宅市場も年率二けたの伸びを続ける。こうした消費者購買力の高まりの背景として仏BNPパリバ証券では、「一九七九年に始まった一人っ子政策」を指摘したリポートをまとめた。すでに二十代後半に入った一人っ子政策世代は九千万人に達しており、個人消費拡大の牽引(けんいん)役になっていると分析している。(河崎真澄)

 ≪大衆の必需品に≫

 華僑向け通信社、中国新聞社が伝えた北京市統計局の調査結果は、二〇〇五年までの中国の「第十次五カ年計画」の期間を対象とした。北京市の人口当たりの端末所有台数で二〇〇〇年末に26・5%だった携帯電話の普及率は、端末のコストダウンが進んだ結果、「一般大衆にとって必需品になった」と説明している。

 幼児を含む人口でここまでの普及率を示した背景には、仕事用と個人用で複数台を使い分けていたり、新機種に次々と買い替えて、死蔵した端末もカウントされたりしているものとみられる。

 また自動車市場では〇〇年から〇五年までの販売台数の伸びが年間平均で25・5%に及んだ。北京市における五年間の累計販売台数は百九十一万六千台。

 このうち新車が百三十一万一千台、中古車が六十万五千台。北京市の人口はおよそ千三百万人で、六・八人に一人が五年の間に自動車を購入した計算になる。

 このほか、北京市の不動産市場では、五年間の住宅販売額が年平均29・7%伸びており、昨年末の段階で住宅販売面積は五年前の二・九倍の二千五百六十六万平方メートル、同販売額は同三・七倍の千五百二億元(約二兆千八百億円)に達したという。

 ≪改革開放で恩恵≫

 BNPパリバ証券では、こうした消費市場の急拡大と高額化が一層進むと分析しており、その理由に一人っ子政策を指摘している。

 一人っ子は「小皇帝」と呼ばれ、両親や祖父母、親族からの期待や寵愛を一身に集め、家族全体が「小皇帝」の消費意欲に応えようとする傾向がある。改革開放の恩恵を最も受けた世代であり貧困の経験がない。

 親より上の世代とは異なり、貯蓄より消費に積極的で「月光族」とも呼ばれている。「光」は中国語で使い切るとの意味があり、「その月の収入を月内に使い切ってしまう人々」を指している。

 同証券のリポートによると、中国の社会消費財小売り総額は、〇一年から〇五年まで年率で8・8%から13・3%の伸びを示している。

 ≪年13-14%成長≫

 自動車や住宅など高額な消費についても「小皇帝」に家族や親族が買い与えるケースも少なくなく、今後三年間、中国の消費成長は年間13-14%の成長を維持すると分析している。

 一九八一年以前に生まれ、二十代の後半に入った「小皇帝」は中国全体で九千万人を超え、携帯電話など消費の主役となり始めた。

 また八二-九八年までに生まれた子供は三億二千万人で、数年内にさらに強い消費牽引力をもたらすという。

 さらに中国の消費市場の動向として、これまでの生活必需品からファッション性の高い衣料品、高級自転車、家電などに加え、今後は安全や衛生を重視した食料品、腕時計やバッグなどのブランド品など「質」を求める傾向や、自動車、不動産などの「高額化」が一段と進むとも分析している。
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http://www.business-i.jp/news/china-page/news/200604260004a.nwc

  by mtack | 2006-04-26 15:53 | tagebuch

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